TNPress08_2014



<特集>
卒業生の今を見る
今月号のTNPressは、 夢を叶えて自分の希望する仕事・資格を持って活躍されている本学グループの卒業生の方へお話を聞きました。

清水 謙太さん

保育・介護・ビジネス名古屋専門学校
介護福祉学科 卒業
介護福祉士として活躍中
岐阜県私立聖徳学園高等学校 出身

介護福祉士として日々お仕事をされる中で魅力や、やりがいは何ですか?

「利用者さまにいきいきと過ごせる毎日を提供するため、一人ひとりのことをよく知ろう」。これが私の介護福祉士としてのルールです。食事介助や入浴介助をする際の会話の中にも利用者さまの将来への希望や不安が隠れています。何気ない対話を重ねながら一人ひとりのニーズを汲み取り、それらを素早く職員同士で共有することで、みんなが心地さを感じる空間をつくりあげています。もうひとつ大切なのは、ご家族とのコミュニケーション。最初の出会いから最期の瞬間まで、すべての対応の基盤となるのはご家族からの情報です。利用者さまはもちろんご家族に満足いただけることが、私たちの大きな喜び。「ありがとう」の言葉にやりがいを感じる毎日です。

学生時代に印象に残ったエピソードがあったら教えて下さい。
学生時代は、社会福祉士の国家試験合格に向けて全力で勉強しました。「今までこんなに勉強したことない!」と言うぐらい。しかし結果はわずか1点の差で不合格。ショックでした。あきらめモードだった私に先生は「社会では結果がすべて。努力したことは結果として残せ!」と、厳しくも温かい言葉をくださいました。その言葉を受けて、再挑戦。多くの仲間と勉強した内容や場面、先生のアドバイスを的確に思い出しながら、さらに猛勉強。おかげで合格を手にできました。一人で勝ち得た結果ではないという思い。仲間との和を重んじる姿勢は、こうした学生時代の経験から培われたものだと思います。現在、働く上で、大事にしている私の信条です。
これから叶えたい夢はありますか?
数年後には、現在の職場で、介護福祉士の働く環境を整える「生活相談員」として活躍したいと考えています。職員の働きやすい環境が、利用者さまのより良い生活を支えていると、日々実感しています。またご家族と介護福祉士をつなぐのも、やりがいある生活相談員の使命です。担当の介護福祉士とご利用者さまの良好な関係をお知らせすることで、ご家族は安心でき、その介護福祉士と十分な信頼関係を結ぶことができます。生活相談員としてその架け橋になることが、私の夢。利用者さまに関わるすべての人々が明るい気持ちになれる、そんな生活環境を整える仕事をめざし、今できることに精一杯向き合っています。



恒川 裕気さん

理学・作業名古屋専門学校
理学療法学科 卒業
病院にて理学療法士として活躍中
愛知県私立名古屋大谷高等学校 出身



突然ですが、高校生にとって理学療法士はあまり馴染みのない職業のように思うのですが?

そうですね。僕も幼い時から理学療法士をめざしていたわけではありませんでした。ただ幼少期に祖父が脳梗塞になりリハビリをしていたので、理学療法士の仕事はなんとなく想像することができました。この頃からぼんやりとですが、医学系か福祉系の仕事に就きたいなぁ、と。具体的な目標として意識したのは、高校生の時。体育の授業でケガをして、理学療法士にお世話になったことがきっかけです。運動療法をメインとしたリハビリ中に、体が動く仕組みにとても興味を持ちました。どうして鍛えると筋肉は太くなるのだろう、どうして肘は曲がるんだろうと、今まで気にも留めなかったあたり前のことがとても新鮮な疑問となって自分の中に湧いてきました。

なるほど。そうした経緯で入学したたちばな学園で、最も思い出深い学びは何ですか?

4年生の最後の実習です。僕が担当したのは、半月板損傷の患者さま。まずは触診や患者さまの動きを見て病態を正確に把握します。不自然な歩き方から見えてくるのは、膝の半月板損傷の状態や痛みの程度です。しかし、着目するポイントは膝だけではありません。もしかしたら腰が痛くて膝をかばい、歩き方に支障をきたしているのかもしれないと考えること。それが大切だと学びました。間違った評価をしてしまうと、その後のリハビリに大きな影響を与えてしまい、ケガを悪化させてしまう可能性もあります。患者さまの動きを見てトラブルの原因や解決策を探しだすところが理学療法士ならではの視点です。表面上のトラブルだけではなく、腰も肩も首も、全身の動きを見て判断しなければいけない。忘れられない実習での学びでした。

理学療法士としての自覚や責任感もその実習で芽生えたのですね。
そうですね。患者さまは担当の理学療法士を自由に選ぶことができません。それだけ僕たちの仕事には責任が伴います。実習先の先生には「信頼を得るためには努力が必要。でもそこで得た信頼を裏切るのは一瞬だ」という言葉をいただきました。これは理学療法士として働く今の指針になっています。患者さまとの信頼関係を構築するために、一人ひとりが前向きにリハビリに取り組めるようなやる気や勇気を引き出す声掛けを意識しています。そして、信頼に応えるためにさらに知識を身につけたいと、今年の4月から仕事を続けながら大学院へ通い始めました。たちばな学園時代に大学卒業の資格を取得できたことが、現在の僕を支え、とても役立っています。この大学卒業資格を取得できることに魅力を感じて入学を決断したことは間違っていなかったのだと、改めて実感しています。
大学院ではどんなことを学んでいるのですか?

大学院では福祉の勉強をしています。よく患者さまから社会福祉制度について質問を受けるので、その疑問にきちんと答えられるようになりたいと思っています。高齢化が進む社会では、リハビリの現場が病院から家庭へと移っていきます。患者さまやそのご家族に最も必要な情報を的確にお伝えでき、さらに日常生活もサポートできる理学療法士になることが僕の目標です。

向学心にあふれる恒川さんですが、その原動力はどこから来るのでしょうか?

大学院では福祉の勉強をしています。よく患者さまから社会福祉制度について質問を受けるので、その疑問にきちんと答えられるようになりたいと思っています。高齢化が進む社会では、リハビリの現場が病院から家庭へと移っていきます。患者さまやそのご家族に最も必要な情報を的確にお伝えでき、さらに日常生活もサポートできる理学療法士になることが僕の目標です。




大石 麻未さん

東京福祉大学名古屋キャンパス
教育学部 教育学科 卒業
特別支援学校にて教員として活躍中
静岡県私立東海大学付属翔洋高等学校 出身





特別支援学校教諭になろうと思った理由を教えてください。

障がいを持つ友達との関わりやボランティア活動での経験から、たくさんの笑顔に出会うことが出来ました。単純に"楽しい"と思ったことがきっかけになって、将来は障害を持った方々と携われる職業をめざしたいと思いました。中でもボランティア活動を通して、小さい時からの経験がこども達の可能性を広げられるんじゃないかと思い、そういった分野に携われる仕事として、教師を目指しました。

教員採用試験は難しいと聞きますが、それに向けてどんなことをされましたか?

とにかく勉強しました。テキスト・過去問は繰り返し取り組み、一般教養は苦手意識がありましたが、教職教養は力を入れて勉強しました。やる気が落ちた時には、教授から話を聞いて"自分もあんなことをしてみたい!"と夢をふくらませてやる気に変えていました。まずは自分の弱みを知る、それをどう解決していくかを繰り返していきました。

大学での学びが、今のお仕事に活かされていることはありますか?
教育や、教職に関する知識はもちろんですが、教育の現場で実際に活躍してきた教授が教えてくださった、苦労話や教師の仕事のやりがい、こども達とのエピソードなど、教員としての心構えなどのお話は、今も心に残っていて思い出します。この大学の環境だからこそ聞ける知識が今も仕事で活かされています。
特別支援学校教諭のお仕事はどんな事をされていますか?

通常の小学校よりも学習の時間は短く、幅も狭いです。座学が難しいこども達なので、授業の中では体験学習や、動きのある活動を取り入れた授業を目指し、学年の教員で話し合って授業づくりをしています。また、小学校2年生ということで学習よりも日常生活の指導(着替え、排泄、食事など)に重点を置くこともあり、"自分ができること"がひとつでも増えるように指導・支援をしています。

これからどんな先生になっていきたいですか?

こども達は障がい種も違えば程度も違います。ひとりひとりの発達の程度も早さも違う。もちろん性格も違います。そんな多種多様な個性を持つこども達の全てを受け止めて、こども達の課題に一緒になって取り組み、成長を支えていきたい。また保護者の方のお悩みにもしっかりと応えることの出来る教師になりたいです。





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